町山智浩アメリカ日記
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テレビブロス」で見かけた事がある映画評論家の人の日記ですね。
マイケル・ムーアの新作「華氏911」の感想とか、雑誌に書けない過激な内容とか電波な意見とか書かれてて面白いです。


個人的にはマイケル・ムーアは胡散臭いと思うけどね・・反権力ぶったり弱者の味方みたいな振りをしてるけど、マイケルムーア自体が巨大権力だから。


正義の戦争を語る映画も、悪の戦争を語る映画もどちらも政治的プロパガンダだと最初から分ってみればいいんですよ。絶対にどちらかが正しいなんてモノは無くて、自分がどちらの立場にいるかが問題でしょう。


なんて、一瞬真面目に考えてしまいましたが・・素人が見てプロパガンダだと思うものは本当のプロパガンダではないですよね。
現実は双方とも、”いいネタを見つけた” 位な感覚でビジネスでやってるに過ぎないのでしょう。戦争で儲かるのは武器商人だけではないと言う事。なんて言っちゃうと面白くないか・・でもShowだと分っていてもプロレスはなくならないように、このタイプの映画もきっとなくならない。


僕も公開が楽しみです。あとアメリカの選挙も。